毎週 日曜日はNHK大河ドラマ「篤姫」を楽しみに見ている私であります
「篤姫」やそれをとりまく老女たちの華麗な西陣の打ち掛け
薩摩におられる篤姫の生母「お幸の方」(樋口可南子)の地味だけれど品のある着物と樋口サンのさすがの着こなし
などなど キモノ初心者には見どころが多いのですわ
で、「篤姫」と言えば、原作はかの 宮尾登美子大先生。「天障院篤姫 篤姫」を知るまでもなく、「鬼龍院花子の生涯」「陽輝楼」「櫂」「蔵」などの頃から私は宮尾先生のファン。
アンタ、それ 読んだんじゃなくて 映画で見たんだろうって?
エヘへへ。なんでわかったの?
でも宮尾先生が「きもの」の本を書いていらっしゃると知ったのはつい最近。そして読んだのも最近
それがこれ
文庫だけど美しいカラーページで圧巻の「宮尾コレクション」を楽しむことができます。
でも、ぶっちゃけ この本、自分のキモノライフの参考にはなりません
何故なら
・・・世界が違いすぎる・・・・
・・・んですよ。出てくる訪問着、色留袖、ほとんど作家モノ。作家モノっていうか、もう工芸品。芸術作品。「宮中歌始めのために誂えた色留袖」って言われましても ハァ。
本は、月別にテーマを区切った構成になっていて 1月「礼装」 3月「訪問着」5月「大島」・・・ってな風になっています
4月の「羽織」の項では「これでもか」ってほどの羽織、道行コレクションを拝見することができます。「こんな色の道行きもいいなぁ」「こんな意匠もあるんだなぁ」と、溜息。感嘆。
宮尾先生の「美意識」を感じます。呉服屋サンも凄いとこらしい。
「大島」の項もね、「絞り」の項もね 次から次へと 「こんなのもあるのかっ!」と。まあ 本当、目の保養です。
ただ、決してただの「自慢本」になっていないのは、宮尾先生のキモノに注ぐ愛情ゆえと 感じます。
また、先生はお美しいし、お背も高くて着姿も堂々として素敵なのですよ。キモノに負けてない。それ大事。キモノに「着られて」しまっては駄目だものね。
あー宮尾先生のこれらのキモノ、誰かが譲りうけるんだろうなぁ いいなぁーーー と、最後はセコいことを考えてしまう 私なのでした(笑)
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